昨日までの涼しさはどこへやら・・・今日はかなりムシムシなお天気でした
ところで、”おのくん”ってご存知ですか?
宮城県東松島市の小野駅前応急仮設住宅で生まれた人形です
被災されたお母さんたちが靴下を改良し、ひとつひとつ手縫いして作っています。そのなんとも言えない表情に心を奪われて・・・。テレビで見て以来、ずっと気になっていました・・・
そして、先日とうとう”おのくん”探しの旅へ
最初に伺ったのはこちら!
”おのくん”やグッズが販売されている仮設のお店です。
ただ残念なことに夏休みに入って毎日、日本各地から”おのくん”を求める人が絶え間なく訪れているらしく、完売でしたなんとネット販売の方は1年以上待たなくては入手できないくらいの人気ぶり
この日も数名のボランティアさんによって空の駅は営業されてました。
”おのくん”は買うとは表現せずに里親になると表現され、小野町にマイおのくんを連れて再来することを里帰りと言うようです。
外にあるガーデンセットもかわいい”おのくん”の柄
いつ入ってきますか?としつこく聞く私に制作場所である仮設住宅を教えてくださったボランティアさん早速、訪ねてみましたが・・・やっぱりそちらも”おのくん”はひとりも居なくて・・・。日を改めて訪ねることにしました
そして、後日朝いちばんの出来立て(あっ、違う生まれたて!)”おのくん”を求めて再び小野町へ・・・
最初に訪ねた空の駅はやはり売れたばかりで”おのくん”には会えませんでしたが、そちらでおのくんを製作していた方が仮設の作業場にあるかも?と教えてくださったので急いでそちらへ向かいました!
作業場では数名のお母さんたちがせっせと製作中。いくつかあるよ!と教えてくださり、やっと出会えました
この子たちが晴れてうちの子になった”おのくん”。
仮設の作業場に居たのがグレーのシマシマの子とブルーのちびちゃんです。
ピンクとブラックの大きい子はまた空の駅に戻り、生まれてくるのを待って連れてきましたあ
いまだこの子たちの肉となる綿や皮となる靴下は全国から送られてくる支援物資とのこと。震災から4年経ち忘れられてきつつある最近ですが、直接被災された方々とお話しするとまだ忘れてはいけないし、こうやって一生懸命活動されてる方がたくさんおられるんだなと改めて実感しました・・・。
ぬいぐるみが怖いノア・・・しっぽを脚の間に入れるほど怖がっていましたが、
仕方なく、仲よくしようとパチリ
どれもすっごく可愛いのでぜひ里親になってみてください。
心がほっこりしますよ